和製ジダン_ワールドサッカーダイジェスト
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小野伸二_トンボ
グラウンドを整備する道具
「練習後にトンボ(グラウンドを整備する道具)を一番最初に取りに行くのは伸二でした。伸二がトンボを持てば、必然的に部員全員がトンボを取りに行きました」とは、小野の恩師である山本氏の弁。「試合会場の準備でテントを建てたり、そういった事も率先してやるのが伸二でした。しかも、3年になってもですから」――小野は、自分の才能におごることなく、率先して雑務をこなしていたそうだ。
小野伸二_トンボ



小野伸二_愛犬
小野は愛犬のショコラ(誕生日7月15日・犬種/ジャックラッセル)を、買い物やバカンスはもちろんのこと、練習にまで連れていくこともある(最長3日連続)。
誕生日にもなると大変だ。小野の犬バカ度はピークに達し「『ショコラおめでとう』→『ありがとうワン』」なる1人2役が延々と続く。しかも「ショコラ本人も大変喜んでいま〜すワンッ!」といったおまけつきだ。小野のオフィシャルホームページでは「皆さん、いつもメッセージをありがとワン。これからも僕のお父さん(小野本人)とお母さん(千恵子夫人)をよろしくお願いしますワン」なるワンワンLOVE言葉でのメッセージを、多数目にすることができる。
小野伸二_愛犬



小野伸二_ボール
小野は、家庭の経済事情により、新しいシューズやボールを自由気ままに新しく買い換えたりは出来なかった。
小学校2年から6年生までの4年間、肌身離さず持っていた自分のボールはひとつだけだった。今沢サッカー少年団元監督の高木英大氏は「伸二がいつも持っていたボールは表面が全部禿げてしまっていて、見た目はサッカーボールに見えないほど使い込まれていました。大切なボールだったんでしょうね。きっとお母さんに買ってもらったものだと思います。空気が抜ければ入れ替えて、修理して修理して使っていたんです」と、目頭を熱くさせた。
小野伸二_ボール



小野伸二_座ぶとん
高校卒業を前に、小野の元にはJリーグスカウトが数多く訪れた。
結局は浦和レッズに入団を決めたが、小野の誠実さは、小野を獲得できなかったチームの関係者にも印象を残している。ヴェルディ川崎(当時)の加藤久氏が、小野をスカウトするため日本閣を訪れた際に、相談役として同席した高木英大氏のさぶとんが足りなかった。「私の分がなかったもので、伸二のお母さんが自分のざぶとんを外して『伸二、これを高木さんのところまで持って行きなさい』と言ったんです。伸二は言いつけどおりに私のところにざぶとんを持ってきた後、自分のざぶとんをお母さんに渡したんですよ」。そんな場面を加藤氏が見逃すはずがなく「あの少年はすごい。なによりも人間性が素晴らしい。是非欲しい」と、日本閣を出て嘆声を発したという。
小野伸二_座ぶとん





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